概要
こんにちは!鹿児島出身のゆうりです!
今回、私は八代で「晩白柚(ばんぺいゆ)」を育てる農家さんと、晩白柚の選果場で働く方のもとへ取材に行ってきました。熊本のひとなら誰もが知る晩白柚ですが、そんな晩白柚が皆さんのもとへ届くまでの様子について、ご紹介したいと思います!
商品情報
まずはじめに「晩白柚」はゆずではなくみかんです!
県外からきた私は名前と見た目で完全に柚子だと思い込んでたので真実を聞いたときびっくりしました…
実際、色はとても鮮やかな黄色をしています。「晩白柚」の最大の特徴はなんと言ってもそのおおきさ!!
この重さはギネス記録にも認定されているそうです!!
香りも良くマイルドな味わいでイノシシもきれいにたいらげてしまうんだとか。
晩白柚には、等級が4段階あり、おいしいものを見分けるコツは、色が濃くて重みがあり、農家さん曰く「ちょんめりしたもの」がいいのだそうです。旬の時期は、自然栽培のものが1〜3月、ハウス栽培のものが12〜2月が「晩白柚」の一番おいしい時期だといえます。
おすすめポイント
「晩白柚」は実だけでなく皮もメインなんだそうです!そのまま食べてもおいしいですが、八代では晩白柚をつかった様々な加工品も販売されています。
例えば、実の部分を使って作る果肉ジュレはお酒とも相性抜群!一方で皮の部分は砂糖漬けや甘煮にして食べれられることがおおいんだそうです。また食用以外としてはお風呂に皮を浮かべ、晩白柚湯としても利用されています。
生産者さんのお話
白柚を生産している農家さんのもとへお話を伺いに行ってきました。今回お話をしてくださったのは50~60年ほど前に始まった晩白柚を7代目に受け継いだ増田さんです。JA八代で八代市果樹部会晩白柚・ハウス晩白柚専門部会長を勤められています。とても明るくて陽気なお方でした。
八代で育てる晩白柚について、特徴や育てるうえでの苦労をお尋ねしました。
もともと晩白柚は熊本県内各地で生産されていたそうです。ですが、現在は八代市のみの生産になっているそうです。その理由としては、ほかの地域では晩白柚がならなかったり、十分な大きさに成長しなかったりしたからだそうです。八代には、豊富な水源と晩白柚を育てるのに適した気候が備わっているため、そのおかげで最高のものが育つんだそうです。
農家さんが抱えている苦労や問題についてお尋ねしました。今回実際に晩白柚がなっている果樹園を見に行ったのですが、大量の樹に大きな晩白柚がたくさんなっていました。夏にはそれを2人で収穫するそうで、とても大変なのだそうです。また後継者がなかなかみつからない状況で、次に後継者になる人のためにも今は、海外や(香港など)関西・関東・東北の方へも輸出をおこない生産量を増やすことに力を入れているようです。
晩白柚を生産する時に、うれしいと感じる瞬間をお尋ねすると、苦労しながら、あれだけ立派なものを育てているだけあって、やはり晩白柚を収穫する瞬間が一番うれしいと教えてくださいました。
最後にはそんな大切に育てた晩白柚をひとり一つずつお土産としてくださった増田さん、優しくてとてもすてきな方でした★
まとめ
八代の名産品である「晩白柚」は生産者さんや選果場で働く従業員さんなどいろんな人の苦労のもと私たちに届けられています。今回取材に行って感じたことは農家さんってやっぱりすごいな、ということです。暑さや寒さなど厳しい環境の中でも毎日体を動かしながら頑張っていられる姿は本当に素晴らしいものだと感じます。あんなにおいしい晩白柚はそんなみなさんの努力によって生産されていることをぜひ皆さんにも知っていただけたらうれしいです!
コメントを残す