Kumarism | くまりずむ
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2018.05.15

八代の伝統”妙見祭”

約 5 分
八代の伝統”妙見祭”

概要

妙見宮の写真

今回取材に訪れた八代にある妙見宮

今回、私たちは”妙見宮”を起点に行われている「妙見祭」とそれを支えてきた方々について知るため、八代に行ってきました!

妙見宮は820年ほど前から八代にあり、上宮・中宮・下宮の順番に建設され、それと同時にだんだん神様もおりてきたと言われています。

そんな歴史深い”妙見宮”で始められたのが「妙見祭」です。もともとは小さいお祭りだったのが、現在では”ユネスコ無形文化遺産”に登録されるまで有名になりました。その貢献者となったのが今回お話をうかがった濱 大八郎さんです!濱さんについては後ほどまた紹介します。

妙見祭の歴史

妙見宮内にある天然記念樹の写真

妙見宮を長年見守ってきた天然記念樹

妙見祭1515年頃(今から500年ほど前)、八代の農業がうまくいくよう”五穀豊穣”を祈るお祭りとして始められました。もともとは小さなお祭りでしたが、1632年ごろ(いまから385年前)に、当時熊本を治めていた細川家の協力によってお祭りが豪華なものへと変化していったそうです。お祭りはお上がりとお下がりの2日間にかけて行われ、お上がりだけで40もの出し物があります。およそ300年前から当時のお祭りをそのまま変わらない形で現在まで継承しています。また、天皇陛下の崩御以外は1回も休まず毎年お祭りを開催することで、長年にわたって八代を盛り上げてきたそうです!”継承”は細部にまで行われており、履き物から服装まで数百年前のものを再現したものをずっと使っています。お祭りで使われている御神輿はもともと八代城の殿様が貢納されたものでした。現在それは文化財として保管されており、今使われているのは2代目のものです。昔も今も神社にある物やお祭りに使われている道具はお城を中心とした八代の町に住む人々が援助しており、これはなかなか珍しいことなんだそうです。

祭りのみどころ

亀蛇の写真

お祭りで大人気の亀蛇(黒)

妙見祭には数多くの出し物がありますがその中でも人気なのが”亀蛇(がめ)”という神様です。亀蛇のなかには5人ほど人がはいります。中に入る人は前が見えないためお祭りでは、周りの人が声をかけて先導します。その際にみられる亀蛇の動きがなんとも滑稽で愛嬌があり人気になったんだそうです。お祭りで実際に使われている亀蛇の衣装を妙見宮に行った際、見せてもらったのですがとても大きくてすごい迫力でした!みなさんも妙見祭に行くときはぜひ、”亀蛇”に注目してみてください★

迫力満点!亀蛇の写真

迫力満点!!

濱 大八郎さんのお話

宮司さんと濱さんの写真

妙見宮の宮司さん(左)と濱 大八郎さん(右)

今回は妙見宮の宮司さんに加えて、妙見祭ユネスコ無形文化遺産として登録されるよう、先頭に立って長年力をそそいできた八代妙見祭保存振興会会長 濱 大八郎さんにもたくさんお話をうかがいました。濱さんがユネスコに挑戦したのは、地域のひとの関心をあつめるためでした。元々は小さいお祭りといえど、地域の人の協力なしでは成り立ちません。そこで町の人の意識をかえるために、ユネスコ無形文化遺産登録の挑戦を試み、その結果今の妙見祭があるのです!今では地域外だけで無く、海外からも人が集まるそうです。しかしもっといろんな人に知ってもらいたいそうで、現在は新しくお祭り会館(八代伝統芸能継承感)を建設中です。この建物には「いつまでもお祭りや伝統にふれられるよう」にという妙見祭や八代の伝統を守ってきた方々の思いがこめられています。またネット・CM・テレビ・ラジオ・講演会などでもお祭りをPRしているので気になる方はぜひチェックしてみてください★

最後に、濱さんに妙見祭について今後の課題をおしえてもらいました。伝統が深いだけにやはり「保存・伝承」には特に力を入れているそうです。”50年後100年後の夢を描き、どうやって次の世代に伝えていくのか”を日々みんなで考え、妙見祭を今後もっと広めていくことに努めたいと話してくださいました。限られた時間の中で本当にいろいろなお話をしてくださいました。

まとめ

”妙見祭”は妙見宮の宮司さんや、濱さんだけでなく八代に住むたくさんの人の協力のもと毎年11月に開催されています。長年の時を超えて伝統を継承し、ユネスコ無形文化遺産へと登録された、八代きってのお祭りです。普段のお祭りとは一風変わった雰囲気を楽しめます!ぜひ実際に足を運び八代の伝統を感じてみてはいかがですか★

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