熊本市南区にある川尻は歴史を感じることができる町で、美味しい飲食店やお菓子屋さんなどが数多く有ります。かつては港町であり、宿泊業の栄えた町であったそうです。そんな川尻の魅力を少しでもお伝えできたらと思います。
タイムスケジュール
11時30分 川尻駅を出発
11時50分 くまもと工芸会館に到着
12時20分 くまもと工芸会館を出発
12時30分 薩軍本営跡や国史跡川尻米蔵跡を観光
12時40分 若松屋でうなぎのランチ
13時30分 若松屋を出発して、お菓子屋さんへ
13時45分 お土産のお菓子を購入
14時00分 川尻駅に到着
11時30分 川尻駅を出発
川尻駅はかなり古い感じの作りになっていますが、有人駅です。川尻駅には川尻の観光マップが置いてあったりするので、より多くの情報を調べたいときは見てみるといいでしょう。
11時50分 くまもと工芸会館
川尻には手作りの伝統工芸品などを展示・販売している施設があります。訪れている方の年齢層は基本的に高めですが、若い方もそれなりにいらっしゃいます。インテリアをこだわりたい方や一点物が欲しい方などにオススメの施設になっています。
また、体験教室も開催されています。日によって作れる物は違いますが、あらかじめスケジュールを確認して訪れれば、自分の欲しい一点物を作ることができます。そのため、ただ見るだけの観光は苦手で、実際に手を動かした楽しみも欲しい方におすすめの施設です。
さらに、3階にはカフェもあり、プリンやコーヒーなどをかなり安い価格で楽しみながら、休憩することができます。
12時30分 薩軍本営跡や国史跡川尻米蔵跡を観光
西南戦争の際に、薩軍が熊本鎮台攻略の拠点として川尻に本営を構えた跡が残っています。当時の川尻に西郷隆盛を始め約1万5千人の兵が集まっていたとのことです。建物は当時の姿をそのまま残していて、玄関の蔀戸(しとみど)を見ることができ、江戸時代の豪商の名残を感じることができます。また、文化庁登録有形文化財指定となっています。
川尻は昔から水運を利用した河港として栄えていたため、船着き場跡などが残っています。当時は年貢米や物資が数多く陸揚げ・積み出しされていて、隣には米蔵跡が残っています。特に船着き場跡は14段積み・150メートルの石段となっていて、スケールがかなり大きいです。そのため、マニアからしたら、たまらない歴史遺産となっているのではないでしょうか。
ちなみに「米蔵跡」・「船着き場跡」・「お船手渡し場跡」の3つの史跡を合わせて、「熊本藩川尻米蔵跡」と呼びます。
12時40分 若松屋で極旨うなぎランチ
今回の一番の目玉はこの若松屋です。老舗うなぎ屋の若松屋のうなぎはかなり人気が高く、遅い時間帯に行くと、売り切れていることもあるそうです。そのため、あらかじめ予約しておくか早めの時間帯に行くといいでしょう。
私は鰻が大好きで、色々なお店で食べてきましたが、このお店の鰻は本当に美味しいです。思い出すだけで、ヨダレが出てきます。川尻に行くなら、絶対に訪れるべきお店の1つです。しかしながら、お店の人気がかなり高いため、お店に入れないこともあると思います。
もしお店に入れなかった場合も周辺に飲食店があるため、そちらに行くのも有りだと思います。
13時45分 お土産のお菓子を購入
川尻には様々なお菓子屋さんがありますが、今回は一店舗だけご紹介します。
このお店はお持ち帰りやお土産に適した常温保存可能なお菓子を色々販売しています。個別包装された一口サイズのお菓子が多く、1つずつ購入することもできます。そのため、わざわざ箱買いせずに自分の食べたいお菓子を何種類かを1個ずつ購入するのも有りです。
一つ一つの値段はかなりお手頃価格となっているので、全部買いすることもできるでしょう。
また、お店の奥にはカフェスペースがあり、コーヒーやジュースなどを楽しむこともできます。
14時00分 川尻駅に到着
持ち帰り用やお土産用のお菓子も購入し終えたら、川尻駅に帰るだけです。川尻駅に向か途中にはカフェもあるので、そこで一休みしながら電車を待つのもオススメです。このカフェは川尻駅のすぐ側にあるため、アクセス性も抜群です。
まとめ
川尻駅周辺には飲食店が多く、カフェなどもあって、散歩しながら観光するのに意外とオススメです。ゆったりと歩いて観光しながら、ランチ食べて、カフェにもよって、オシャレな工芸品も買って、という楽しみ方ができます。
何もないように見えて、歩いてみると色々なものが見えてきます。天気の良い日に川尻を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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