概要
みなさんこんにちは☆ 今回は、7月15日に阿蘇で行われた「地とうきびの種まき体験イベント」の様子をお伝えしたいと思います。7月の種植え作業は終わってしまいましたが、10月には収穫作業が待っているので、ぜひ多くの方に参加してほしいです!!
次回開催
地とうきびの収穫体験イベント 2017年10月21日(土)
- 地とうきびってどんなお野菜?
地とうきび・・・昔のとうきび。スイートコーンは、あまーい感じだけど、地とうきびは、深い味わい。小味がありますよ。(阿蘇地域復興デザインセンター 江藤事務局長より)
旧坂梨小学校に集合
集合場所 | 阿蘇市立坂梨小学校 |
住所 | 熊本県阿蘇市一の宮町坂梨3028 |
アクセス方法 | 宮地駅より徒歩20分 |
駐車場 | 有り |
ここから、貸切バスに乗ってスタートです!
移動すること5分。地とうきび畑に到着しました。
地とうきびの植え付け
今にも弾けそうな地とうきびの種を手に取り、いよいよ成長を祈ります。
種まきのポイントは、「深く土をかぶせすぎないこと」それから、大きな地とうきびを作るために「50センチ程の間隔を空けること」だそうです。
昨年は、イノシシの家族がやって来たことにより、畑を全て踏みつけられ、収穫も少なかったそうです。地とうきびの種の保存のためにも、みんなで願いを込めて植えます。(今年は、すくすく育って欲しいなぁ。)
- 豆知識ならぬ、コーン知識
実は、この地とうきびは台風の影響を受けやすい、軟弱なお野菜。その理由は、なんといっても美味しいからだそう。
箱石峠で草原見学
人面岩と遭遇しながら、バスで移動すること約20分。箱石峠に到着しました。
草原の中には、たくさんの綺麗なお花がありました。一部、ご紹介します♪
こちらは、まるで花火が咲いたかのような可愛らしい白いお花。ウドにいていることから、シシウドと名付けられたそうですが、食べられません(汗)
ノコギリのようなギザギザした葉っぱがついていることから、アソノコギリソウと呼ばれています。近づいて、匂いを嗅いでみるといい香りが♪
みなさんは、阿蘇の草原の維持と持続的農業が世界からも注目されていることを知っていますか?熊本県の阿蘇は、2013年に世界農業遺産に登録されているのです!草原見学中に、こんなお話を聞きました。「ここには、ご病気の方を車椅子で連れて来られる方とかもよくいらっしゃいます。車椅子に座っていた方は、『ここに来ると癒される、元気がでる。病院にいるとぐったりする。なんだか立ち上がれそうな気分だ』とおっしゃいました。車椅子の人が立ち上がろうとするくらい、阿蘇の草原は我々に元気を与えてくれます。」こうしたお話を聞くと、この草原、阿蘇の自然をこの先もみんなで守り続けたいと言う気持ちになります。
スイートコーンの収穫体験
畑に到着すると、背の高いとうもろこしが待ち構えていました!今年は大きいとうもろこしが多いそうで…。しかし、
- コーン知識2
大きいからといって美味しいわけではないです!中くらいのが美味しいんだそうです(笑)
スイートコーンは、「3つまで無料で持って帰ってOK」ということで、皆さんマイ・コーン選びに真剣でした!
- コーン知識3
スイートコーンを獲り終えると、ビニール袋に入れて持ち帰ります。私がそのまま袋に入れていると、元気なおばあちゃんが、「袋は破れんね?それじゃいかんよ〜」と言って、軽く皮をむいて、茎を折ってくださいました。スイートコーンの茎の部分はそのままにしておくと、袋を突き破るほど硬いので、処理が必要だそうです。それにしても、皆さんお優しい…(泣)
野草堆肥の野菜販売会
野草で育てたお野菜は、普通のお野菜に比べて甘いんです!
今回販売されていた、草原再生シールの付いたお野菜。こちらはその名の通り、草原の草刈りをして、それを堆肥にして野菜をつくっております。野草を使うということは、大変な労力をつかうため、野草を使う人が少なくなっていました。しかし野草の良い価値(=野菜が甘くなる)が学術的に発表され、いちご農家やトマト農家などたくさんの方が野草を使うようになってきております。
四季彩いちのみや 青空食堂 にてバーベキュー
場所 | 四季彩いちのみや 青空食堂 |
住所 | 熊本県阿蘇市一の宮町宮地538-1 |
アクセス方法 | 宮地駅より徒歩20分 |
駐車場 | 有り |
四季彩いちのみや 青空食堂さんでは、その名の通り青空のもとお食事が出来ます。阿蘇の山々に囲まれ、涼しい風に吹かれながら、みなさんとバーベキューを楽しみました!お野菜は、焼くとさらに甘みが増します☆
__中央にある真っ赤なお肉、何のお肉かわかりますか?
「なんと、天草大王なんです!!!」
歯ごたえのある弾力と、コクのある旨味が特徴の天草大王は、超一級品。こんなに美味しいものを、参加費たったの千円で食べてもいいのだろうか…。
クイズ大会
食事を終えると、阿蘇の草原に関するクイズ大会が始まりました!
クイズ、全問正解者には素敵なプレゼントが…!
まとめ
イベントに参加して、私はたくさんの刺激と衝撃を受けました…。なんといっても、参加費たった1000円で、この充実感は本当に衝撃です! また、なによりもこのイベントを通し、自ら体験することで、阿蘇の自然や草原を維持するためのメカニズムについて、少しずつ感じていくことができます。(阿蘇の草原維持のサイクルは奥が深いのですので、すべてはわからないかもしれません。)地とうきび畑に入ったとき、あまりにふかふかの土で足が深く埋まりました。その後、草原を実際に見て、草原堆肥のお話を聞くと、あのふかふかの土の理由がわかりました。そして、みんなでお野菜を収穫し、食べたとき、草原野菜の甘さに感動しました…(泣)このイベントの流れの素晴らしさにも、感動です。次回開催される収穫イベントは、7月以降も予約受付されていますので、ぜひ参加していただきたいです!また、阿蘇の草原からは、自然の大いなるパワーを感じますよ!
次回開催
地とうきびの収穫体験イベント 2017年10月21日(土)
イベント予約に関する情報は、阿蘇市ホームページよりご確認ください。
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